もう使わないバッグの処分。
「バッグに金具がついているけれど、このままゴミに出しても大丈夫?」とゴミの分別に迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、金具付カバンの処分方法についてご紹介します。
そのままクローゼットの中に入れておくとカビが生えることもあるので、早めに処分して部屋の中をすっきりさせましょう!
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カバン(バッグ)の金具は燃えるゴミ?
カバンの開口部や取っ手の部分についている金具は果たしてそのまま燃えるゴミとして処分しても良いのでしょうか。
結論からお話しすると、カバンの処分方法は自治体によって異なります。
したがって、カバンに金具がついていても可燃ごみとして扱う場合もありますし、反対に不燃ごみとして扱うこともあるでしょう。
ここで注意しておきたいのは、バッグの金具が大きいものです。
ファスナーや取っ手の部分に小さく金具がついているのであれば大丈夫ですが、大きな金具は不燃ゴミとなることもあります。
地域や自治体によってゴミ出しのルールには細かなルールがあるので、注意してください。
一般的には、以下の表を参考にすると良いでしょう。
燃えるゴミ | 燃えないゴミ |
キャンバス、レザー | ナイロン、金属などの合成素材、エナメル、合皮 |
エナメルや合皮などの合成素材は、特殊な加工がされている場合があります。
燃えるゴミとして処分すると、有害なガスが発生することもあるので、不燃ゴミとしてください。
自分の地域においての処分方法がわからない人は、各自治体や市のHPまで問い合わせるなどして、分別方法を把握しておきましょう。
意外と知らないゴミ出しルール
あまり知られていないゴミ出しのルールとして、「素材の9割が燃えるものであれば、可燃ゴミとして処分できる」」ということがあります。
金具がついていても、カバンの素材の約9割が燃える素材であれば、可燃ゴミとして処分しても良いでしょう。
バッグにかかわらず着用している衣類や靴も同様です。
原則として金具部分の分解はしなくても良いので、そのまま処分してください。
ただし、小さな自治体や地域ではゴミの分別にあまり費用がかけられないこともあります。
金属加工された部分を分解しなければ、処分できないこともあるので、注意してください。
バッグを処分する際の基準・タイミング
気づいたら不要なカバンが家に溜まっていた……。なんてことはありませんか?
使わずにそのままにしていたら、カバンにカビが生えていたという経験もあるでしょう。
カバンを処分するタイミングは人それぞれですが、基準として1年以上使用していないものは処分することをおすすめします。
また、カバンをどうしても捨てられないひとは、1つ購入するごとに不要なカバンを1つ処分するクセを付けてください。
そうすることで、カバンの総量は増えなくなるので、余計な荷物を増やすこともないでしょう。
タイミングを逃すと捨てる機会を失ってしまいます、あくまで一例ですが、参考にしてみてください。
カバン(バッグ)の処分に困ったときの対策法
カバンの処分方法には、ゴミとして捨てるだけでなく、リサイクルする方法もあります。
ゴミとして処分するのは簡単ですが、環境に良いとは言えません。
以下の処分方法を参考にして、不要なカバンの整理をしてくださいね。
フリマアプリで販売する
自宅でも簡単に不要なものを処分するのに便利なのがメルカリやラクマなどのフリマアプリです。
お持ちのスマートフォンで写真を撮るだけで、簡単に不要なものを販売できます。
押し入れの奥に収納していたものが、思いがけない値段のものに化けることもあるでしょう。
不要なものをお金に換えて、そのお金で新しいカバンを購入できるかもれませんよ。
【販売テクあり】メルカリで中古のカバン(バッグ)は売れる?誰でもわかる取引方法まとめ
リサイクルショップで買い取りしてもらう
フリマアプリの操作方法がわからないという人は、リサイクルショップや買取販売店で処分することを検討してみてください。
リサイクルショップではフリマアプリに比べて買取価格が下がる傾向にありますが、フリマアプリでの面倒なやり取りや発送をする必要はありません。
初心者でも簡単に処分できるので、使わない手はないでしょう。
大量のものを処分したい人はフリマアプリよりもリサイクルショップで処分した方が、余計な手間を省けますよ。
リメイクする
不要なカバンをリメイクするのもおすすめです。
最近では、ハンドメイドを楽しむ人むけに、さまざまな便利グッズが販売されています。
ユーチューブやウェブサイトを見ながら楽しくリメイクすれば、不要だと思っていたカバンも魅力的なものに早変わりするでしょう。
ハンドメイドで作ったカバンを販売するプラットフォームもあるので、慣れてきたらそちらにチャレンジするのも良いかもしてませんね。
ボランティア団体に寄付する
不要なカバンでも誰かの役に立つ場合があります。
日本で生活していると、貧困に気づくことは少ないですが、世界に目を向ければ多くの貧困地域が存在しているのも事実です。
不要なカバンを持っているのであれば、それらを必要としている人のもとへ届けてみませんか?
最近では、大手の百貨店や市役所などに寄付ボックスが設置されいることもあります。
今まで使ったカバンに感謝の気持ちを持ちながら、必要な人のところに羽ばたくと嬉しいですよね。
「金具付のカバン・バッグ処分方法とは?」まとめ
今回は、金具付カバンの処分方法についてご紹介しました。
不要なカバンの処分方法は地域や自治体によって異なるので、詳しいことは処分する前に確認しておきましょう。
また、ゴミとして処分するのではなく、リサイクルやリメイクをして再活用するのも環境にやさしい方法です。
自分に合った方法で、不要なカバンを処分してくださいね。